日本の年金資産を管理しているGPIFには投資の考え方がわかりやすく載っています。
毎年、どの分野の資産が成長するかを当てるのはとても難しく、我々一般人にはまず無理だと思います。
なので、長期的にみて成長するだろうと思われる資産に分散して投資を行っていくことが大切です。
投資信託は便利な分散投資!!
中でもインデックス運用と呼ばれる運用方法で、有名な指数に連動する成績を目標とする投資信託は、オススメです。
1つ買うだけで複数の国・業種・企業の株式等を幅広く購入するようなものはリスク分散になります。
だれも未来を見通すことは不可能ですが、過去の実績から長期的に成長が見込めるかどうかという観点で投資を行うことが重要です。
また、一括投資は【投機】とよばれ、タイミング(機会)を見て行う必要があります。
確定拠出年金は自分が決めた金額を毎月、運用に積み立てていきます。
日経平均株価やS&P500のような、経済の指標を見てもらえればわかりますが、上下に振れがあります。
高い時に買ってしまうとそれ以上、上がらなければすべて損になります。
毎月積み立てるタイプだと、経済指標が悪いタイミングは多くの口数を積み立てるバーゲンセールです。
こういう内容は確定拠出年金を導入した企業は、投資教育として行っていく必要があります。
NISAとは「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度 です。
このガイドブックに、長期・積立・分散投資についてわかりやすく説明してあります。
ぜひご覧ください。また、NISA制度も資産形成として有効に使うことができるかと思います。
ただし、損益通算ができないなど注意点もあります。